【元バーテンダー厳選】1,000円台で買える!コスパ最強ウイスキー9選

皆さん、日々の晩酌を楽しんでいますか?

お家でウイスキーを味わう方も多いと思いますが、毎日楽しんでいると意外とコストが気になってきますよね。また、これからウイスキーを趣味にしたいと思っている方の中には、「ウイスキーは高そうだから…」とためらっている方もいるのではないでしょうか。

実は、1,000円台のリーズナブルな価格帯にも、驚くほど美味しいウイスキーがあるんです!

今回は、元バーテンダーの視点で厳選した、コスパ抜群な1,000円台で買えるウイスキーを9本ご紹介します。この記事を参考にすれば、次のウイスキー選びで迷うことはありませんよ!

この記事を書いた人

ケン

・元バーテンダー

・年間で飲むウイスキーは100杯以上

・ラガヴーリンをこよなく愛する

・ケンのプロフィールはこちら

Instagramにて、素敵なBarやウイスキーレビューを配信中!

目次

1000円台で購入できるおすすめウイスキー9選

バランタインファイネスト

画像引用:https://www.ballantines.ne.jp/index.html

バランタイン」は、スコッチウイスキーの歴史を築き上げた王道ブランドであり、その名は創業者ジョージ・バランタインに由来しています。

「バランタイン」の最大の魅力は、創業当時から継承されている卓越したブレンド技術です。その哲学は、ウイスキーそれぞれの個性を調和させ、全体のバランスを重視することにあります。一つのウイスキーが突出するのではなく、複数の原酒が織りなすハーモニーこそが、「バランタイン」のアイデンティティです。

「バランタイン ファイネスト」はエントリーモデルにもかかわらず、約40種もの原酒がブレンドされており、クセと飲みやすさのバランスが絶妙なウイスキーに仕上がっています。バランタイン ファイネストは以下の4つの蒸溜所で製造される原酒がキーモルトであるといわれています。

グレンバーギー蒸溜所
ミルトンダフ蒸溜所
スキャパ蒸溜所
グレントファース蒸溜所

このウイスキーはスモーキーさや木香を強調するのではなく、豊かでなめらかな風味を追求した一本です。ブレンデッドスコッチの魅力を知るのに最適の一本だと思います。

香りはバニラや蜂蜜を思わせる甘く華やかな香りや、リンゴや洋ナシのようなフルーティな香りが際立っており、味わいは甘くフルーティでとてもなめらかで飲みやすいです。爽やかなハイボールと絶妙にマッチする一本となっています。

バランタイン
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デュワーズ ホワイトラベル

画像引用:https://www.bacardijapan.jp/

デュワーズ ホワイトラベル」は、1899年に初代マスターブレンダーのA.J.キャメロン氏によって生み出されたブレンデッドスコッチウイスキーです。

このウイスキーの特徴は、フローラルやヘザー、ハチミツの香りが広がり、口に含むとフレッシュなバニラやわずかな洋ナシの風味が感じられる点です。また、ソフトでフルーティーな味わいが広がり、ほのかな甘さとスモーキーさがバランスよく調和しています。

デュワーズのこだわりとして、原酒をブレンドした後、再び樽に戻して熟成させる「ダブルエイジ製法」を採用しています。この手間をかけた製法により、ウイスキーのなめらかさが一層引き立っています

さらに、キーモルトにはハイランドのアバフェルディ蒸溜所で造られる原酒が使用されており、モルト含有率も高く、ハイクオリティな製品となっています。

ジョニーウォーカー レッドラベル

画像引用:https://www.johnniewalker.com/ja-jp

ジョニーウォーカー」はウイスキー世界販売量1位を誇るスコットランドのブレンデッドウイスキーで、その卓越したブレンディング技術が世界中で高く評価されています。

「ジョニーウォーカー レッドラベル」は、ジョニーウォーカーシリーズの中でも最もリーズナブルな価格で、ジョニーウォーカーらしいスモーキーな味わいを楽しめるブレンデッドウイスキーです。

ただし、原酒が比較的若いためか、スパイシーさがかなり感じられるため、ストレートでの飲用にはあまり向いていません。そのため、ハイボールでその真価を発揮するボトルだと言えます。

手軽にジョニーウォーカーを試したい方には、レッドラベルを使ったハイボールをぜひおすすめします。

JOHNNIE WALKER(ジョニーウォーカー)
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キリンウイスキー 陸

画像引用:https://www.kirin.co.jp/

キリンウイスキー陸」は、キリン富士御殿場蒸留所で造られる多彩な原酒を主体に、一部海外原酒を加えたブレンデッドウイスキーです。

日本の風土や食文化に合った味わいを追求し、ほのかな甘い香りと澄んだ口当たりを実現しています。熟成には180リットルの小樽を使用し、原酒と樽が触れ合う面積を大きくすることで、木樽の豊かな香りをふんだんに引き出しています。

また、冷却ろ過を行わないノンチルフィルタード製法を採用し、樽出しの状態に近いおいしさを目指しています。これにより、原酒の旨みをそのまま活かした香味豊かなウイスキーに仕上がっています。

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ブラックニッカ ディープブレンド

画像引用:https://www.nikka.com/

ブラックニッカ ディープブレンド」は、ニッカウヰスキーが提供するブレンデッドウイスキーで、深みのある味わいが特徴です。

新樽で熟成させたモルト原酒をキーモルトとして使用しており、バニラのような甘い香りとウッディな樽香が広がります。

味わいは、豊かなカフェグレーンの甘みと樽由来の深いコクが調和し、鼻に抜けるピートの香りとビターな余韻が心地よさを誘います。

ブラックニッカ
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カナディアンクラブ

画像引用:https://www.suntory.co.jp/?ke=hd

カナディアンクラブ」は、カナダ・オンタリオ州ウィンザーにあるハイラム・ウォーカー蒸溜所で生産されています。

カナディアンクラブの製法には、他のブレンデッドウイスキーにはない独自の工夫があります。まず、ベースウイスキーと呼ばれるトウモロコシを原料としたライトな酒質のウイスキーを造ります。

その後、大麦やライ麦を原料としたフレーバリングウイスキーを造り、これらをブレンドします。このフレーバリングウイスキーは、個性的で複雑な味わいを加える重要な要素です。

さらに、カナディアンクラブでは、プレ・ブレンディングという独特のブレンド手法を採用しています。通常、ブレンデッドウイスキーは熟成後に原酒をブレンドしますが、プレ・ブレンディングでは熟成前に異なる原酒をブレンドし、その状態で同じ樽に入れて熟成を進めます

この手法により、原酒同士の個性が自然に調和し、まろやかで飲みやすい酒質が生まれるのです。

カナディアンクラブは「C.C.」という愛称でも親しまれており、カナディアンウイスキーの先駆者的存在といえるでしょう。

その味わいは軽快で飲みやすいため、ウイスキー初心者の方が自宅でハイボールを作ってみたい場合や、手頃な価格で日常的に楽しめるハイボール用のウイスキーを探している方に最適な選択と言えるでしょう。

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ジムビーム ホワイト

画像引用:https://www.suntory.co.jp/?ke=hd

ジムビーム」は1795年にケンタッキー州で創業され、創設者であるジェイコブ・ビームによって始められた蒸溜所は、200年以上の長い歴史を誇ります。

ジムビームの特徴は、使用する原料にあります。特に、ジムビームではトウモロコシの新種に大粒で高品質なデントコーンを使用しており、これがウイスキーに甘くスムーズな飲み心地を与えています。

このため、バーボンウイスキーの中でもバランスが良く、スムースでありながらもキレのある後味を楽しむことができます。この特徴が、ハイボールとしても人気が高い理由です。

特にこのジムビームホワイトは、バーボンらしいバニラの甘い香りが広がり、ライトな口当たりとキレのある後味が特徴的です。ただし、原酒が比較的若いものを使用しているため、若干アルコールの辛さを感じることがあります。

このウイスキーのおすすめの飲み方は、何と言ってもハイボールです。爽やかで飲みやすく、ジムビームの特徴が活きた美味しさを楽しめます。

ティーチャーズ ハイランドクリーム

画像引用:https://www.suntory.co.jp/whisky/

ティーチャーズ ハイランドクリーム」は、スコットランドのブレンデッドスコッチウイスキーで、160年以上の歴史を持つ銘柄です。

特徴は、ハイランド地方のアードモア蒸溜所で生産されるピーテッドモルトをキーモルトとして使用している点で、これにより独特のスモーキーさが生まれています。

香りは、スモーキーさに加えて熟したリンゴや洋梨のフルーティーなアロマが感じられます。味わいは、甘い穀物のコクとシルクのような滑らかな風味が特徴で、豊かな風味が爽やかな余韻として長く続きます。

このウイスキーは、スモーキーな風味を持ちながらも飲みやすく、ハイボールなどでも楽しめます。

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ブラックニッカ スペシャル

画像引用:https://www.asahibeer.co.jp/

ブラックニッカ スペシャル」は、ニッカウヰスキーが展開しているブラックニッカシリーズの一つです。

やわらかな甘さとビターなコクがバランスよく調和したウイスキーで、しっかりとしたモルト香と軽快でやわらかなカフェグレーンの香りが特徴です。

モルトのコク、樽のビターさ、カフェグレーンの甘く伸びやかな味わいが調和し、穏やかなピートと樽の余韻が最後に感じられます。

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角瓶

画像引用:https://products.suntory.co.jp/

角瓶」を知らない人はほとんどいないと言えるほど、どこの居酒屋でも見かけるウイスキーです。実際、「角瓶」は昨今のハイボール文化を牽引した立役者でもあります。

サントリーが販売するこのブレンデッドウイスキーは、山崎や白州蒸溜所で熟成されたバーボン樽モルト原酒をバランスよく使用しており、豊かなコクとドライな後味が特徴です。そのため、ハイボールとの相性が抜群で、多くの居酒屋で親しまれています。

「角瓶」は「角ハイボール」で有名ですが、ハイボールは作り方次第で味わいが大きく変わる飲み物です。居酒屋で気軽に飲むものを、自宅で工夫して美味しく作り、一味違ったハイボールを楽しむのもおすすめです。

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まとめ

今回ご紹介した1000円台のウイスキーは、手軽に楽しめる価格帯でありながら、それぞれ個性的な味わいを持つものばかりでした。初心者の方にもおすすめできるものから、毎晩の晩酌にぴったりな1本まで、幅広く揃っています。

高品質なウイスキーをリーズナブルに楽しむことで、日々のひとときがより充実したものになるはずです。

ぜひこの記事を参考にして、お気に入りの1本を見つけてみてください。

それでは、よいウイスキーライフを。

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